ショッピングセンター(Shopping Center)
ディベロッパーと呼ばれる開発業者が計画、開発、管理運営される商業集積のこと。
百貨店や大型小売店が各店舗(キーテナント)となりこれに複数の専門店(テナント)と大型駐車場が組み合わさっている。
ショッピングセンター(SC)の種類
- ネイバーフッドSC(NSC):基本形
- コミュニティSC(CSC):基本形
- リージョナルSC(RSC):基本形
- スーパーリージョナルSC(SRSC):基本形
- パワーセンター
- アウトレットセンター
- ライフスタイルセンター
がある。
ネイバーフッドSC(NSC)
スーパーマケットとドラッグストアが各店舗となっている。
近隣型のショッピングセンターである。
住宅地に隣接している。
食料品などの生活必需品を揃えた店舗を中心に構成されている。
テナント数は少ない(10~50テナントで構成)。
アメリカのショッピングセンターの中で最も多いSC。
コミュニティSC(CSC)
ディスカウントストア(DC)、総合品ぞろえスーパー(GMS)、スーパーストアが各店舗となっている。
住宅地からフリーウエイ(高速道路)に向かう道路の途中に作られる。
生活必需品を扱う小売店の他、紳士・婦人・子供服などの普段着、家電・家具などを扱う小売店から構成されている。
50~80テナントで構成されている。
飲食店の数はNSCよりも多い。
アメリカのショッピングセンターの中で2番めに多いSC。
リージョナルSC(RSC)
総合品ぞろえスーパー(GMS)、ディスカウントストア(DS)、百貨店、大型専門店が各店舗となっている。
フリーウエイの近くに作られる。
80~150テナントで構成されている。
食料品などの生活必需品を扱う店舗より、ファッション性の高い雑貨・家具などを扱う店舗が多い。
専門店の数が多い。
アメリカのショッピングセンターの中でも少なく(5%未満)減少傾向。
スーパーリージョナルSC(SRSC)
各店舗はリージョナルSCと同じ。
各店舗の数がリージョナルSCより増える(アメリカの場合5つ以上の各店舗)。
フリーウエイのインターチェンジ近くに作られる。
モールの数、テナントの数も多く(150以上のテナント)、
- 生活をより便利にする専門店や施設
- 楽しくする専門店や施設
- 快適にする専門店や施設
が多い。
スケート場、遊園地、ホテルが隣接していることも多い。
アメリカのショッピングセンターの中では1%未満の構成比。
モールとストリップセンター
モール
モールは、一つの建物の中にモールと呼ばれる通路があって、その両側に店舗が並ぶ。
モールの両端に各店舗が配置される。
ストリップセンター
ストリップセンターは、駐車場を前にして、小規模な店舗が馬小屋のように並んでおり、少零細規模のショッピングセンター。それぞれの店舗は独立していて他の店舗にいくには一旦外にでる。
ネイバーフッドSC、コニュニティSCの一部、アウトレットセンターの一部、パワーセンターがこのタイプ。
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