商品分類の基準には、下記の2つ
- 生産(ブランド)体系型商品分類
- 生活(シーン)体系型商品分類
があります。
生産体系型商品分類
従来から小売業でおこなられてきた分類で、
- 大分類をメーカ別
- 中分類をブランド別
- 小分類を用途別
に分けます。
同じ品種であっても、メーカが異なれば、別のカテゴリーに分類されることがあります。
これは、消費者にとって不便です。
例
- 「Aメーカー」の「AAブランド」の「ヘアシャンプー」
- 「Bメーカー」の「BBブランド」の「ヘアシャンプー」
両者はどちらも、ヘアシャンプーですが、メーカが異なるため、別々のカテゴリーに分類されてしまいます。
生活(シーン)体系型商品分類
消費者が商品を比較しやすく選びやすいようにした分類が、生活体系型商品分類と呼ばれます。
下記は「ビューティケア概念」で分類した例の一部です。
- 大分類を「ボディケア」「ヘアケア」のように分ける。
- 中分類を「ヘアシャンプー」「ヘアリンス」「コンディショナー」のように分ける。
- 小分類を「サラサラな髪に」「濡れた感じの髪に」のようにわける。
この商品分類では、メーカーやブランドが異なっていても、用途が同じであれば、同じ売場に商品がディスプレイされます。
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