商品分類の方法

一般的には、

  1. 大分類:
    1. グループ:商品ラインを特徴、正確、ライフスタイルなどの要素で大きくグルーピングしたもの
    2. 部門(デパートメント):店舗における売上高管理の売上の単位で分類している
  2. 中分類:
    デパートメントをさらに細分化(ファンション、調味料、家具、オーディオ、バス用品など)
  3. 小分類:
    1. クラス:仕入の管理単位(シャンプー、洗剤など)
    2. サブクラス:クラスをさらに細分類したもの(ふけとり、リンスインなど)
    3. 品目(アイテム):カラー、サイズ、重量、包装単位は異なるがデザイン、素材が同一の単品をまとめて呼ぶ時の用語(商標など)
    4. SKU:これ以上分類できない最小の単位品目(識別、容量別など)

に至る。

 

加工食品での商品分類の例

  1. 加工食品(大分類)
    1. 缶詰(中分類)
      1. (クラス)以下の分類・・・
    2. 調味料(中分類)
      1. 酢(クラス)
        1. 穀物酢(サブクラス)
          1. 50ml(アイテム)
          2. 100ml(アイテム)
        2. 米酢(サブクラス)
          1. 50ml(アイテム)
          2. 100ml(アイテム)
        3. 純米酢(サブクラス)
        4. 純玄米酢(サブクラス)
        5. リンゴ酢(サブクラス)
      2. みりん(クラス)
        1. (サブクラス)以下の分類・・・
      3. たれ(クラス)
        1. (サブクラス)以下の分類・・・
      4. ケチャップ(クラス)
        1. (サブクラス)以下の分類・・・
      5. マヨネーズ(クラス)
        1. (サブクラス)以下の分類・・・
    3. 乾物(中分類)
      1. (クラス)以下の分類・・・
    4. 菓子(中分類)
      1. (クラス)以下の分類・・・
    5. 米(中分類)
      1. (クラス)以下の分類・・・
    6. 飲料(中分類)
      1. (クラス)以下の分類・・・

商品分類の実施手順

 

①大分類(たとえば加工食品)のスペースにゴンドラ什器を何本使うか決める。

②中分類(たとえば調味料)のラインスペースを決める。

③調味料のスペースの中で酢、みりん、ケチャップなどのクラススペースを決める。

カテゴリーマネージメントで使っている「カテゴリー設定」はこのクラスを単位とする。

④酢のなかで、サブクラスのテーマなどを打ち出す。

⑤サブクラスの分類にもとづき、アイテムを決める。

⑥アイテムの中で、売れ筋となるサイズや色などをもとに単品(SKU)を絞り込む。

 

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