卸売業
全体でみる
- 事業所数は、減少。
- 年間商品販売額も減少。一時的に微増したときもあるが、それは景気動向の影響で実質横ばい。
- 就業者数も減少。
すなわち、卸売業は減少。
卸売業の規模別にみる
事業所数を、小規模(4人以下)、中規模(就業者数が5人~99人)、大規模(100人以上)で分類して構成をみてみる。
- 事業所数中規模が50%以上で多数。
- 年間商品販売額も中規模が50%を超えているが大規模もかなりの構成比(35%強)となっている
卸売業を業種別にみる
- 事業所数は、上位5業種で5割弱を占めている。
事業所数が多い上位5業種- 他に分類されない卸売業(紙・紙製品・金物など)
- 食料・飲料卸売業
- 建築材料卸売業
- 農畜産物・水産物卸売業
- 一般機械器具卸売業
卸売業は、小売業とくらべて突出した業種がない。ちなみに、小売業の場合「飲食料品小売業が3割以上を占めている。
- 年間商品販売額は、上位6業種で6割強を占めている。
年間商品販売額が多い上位6業種- 鉱物・金属材料卸売業
- 各種商品卸売業
- 電気機械器具卸売業
- 食料・飲料卸売業
- 他に分類されない卸売業
- 農畜産物・水産物卸売業
- 増減率に着目すると、「再生資源卸売業」が伸びている(平成19年/2016年は85.5%増加)。今後も著しく高い伸び率が予想される。
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