レギュラーチェーン(regular chain)
同一資本で結ばれた複数店舗が、中央本部の規制と元で規格化された経営原則にもとづき、商品およびサービスの提供を画一的直営店舗運営によって行う小売形態。
つまり、レギュラーチェーンの小売店は、
- 複数店舗ある(11店舗以上)。
- 同一資本で結ばれている。ここがFCと異なる。
- 画一的な直営店舗運営を行っている。
また、日本の流通業界では、
- 単一の法人格のもとで
- 同一形態の直営店を
- 一定のルール(規制)にもとづき
- 他店舗展開する
- 小売業の組織形態
もレギュラーチェーン(RC)と呼んでいる。
レギューラーチェーンはコーポレートチェーン(corporate chain)とも呼ばれている。
レギュラーチェーンの特徴
- 単一資本で、同一のチェーン名で、規格化による運営システムを行う他店舗の組織形態である。
- 他店舗×大量販売×大量仕入によって強力なバイイングパワーを発揮する。
- 本部と店舗は単一資本であり、運命共同体である。
- 本部の一括仕入機能によって他店舗を組織的に統合し、専門的な一言管理下でチェーンオペレーションを展開する。
- 店舗開発は新店舗開発。出店は限定的。
- 同一資本であるのでロイヤリティの考え方はない。
- 経営責任は本部。
- 営業の改善は本部の意志。
- 本部は強い統制力で統制する。
- 本部と店舗の関係は同一で、垂直型命令系統である。
まとめ
- レギュラーチェーンは、同一資本で結ばれたフランチャイズチェーン組織形態版。
- 小売店舗は直営店と呼ばれる。
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