チェーンオペレーションとは

  • チェーンストアの全店舗の経営状況を標準化
  • 本部による徹底した集中型管理運営
  • 他店舗展開を可能にする
  • 流通業界では「科学的管理システム」と呼ばれている

4つの特徴

  1. 広域的、全国的、グローバルな店舗展開。
    マーケット・カバレッジ(市場シェア)の拡大をはかる。
  2. 各店舗が本部によって統一的に管理・運営されている。
  3. 標準化・マニュアル化されている(品ぞろえ、売り場構成、店舗の管理システムなど)
  4. 本部が品ぞろえ、価格決定、仕入・販売促進など集中的に果たす
    各店舗は販売機能だけに特化している。

 

ローコストオペレーション

ローコストオペレーションとは、ローコスト経営のこと。

 

  1. 標準化政策の徹底
    標準化の対象:
    ・店舗規模
    ・店舗形状
    ・品ぞろえ
    ・ゾーニング
    ・レイアウト
    ・運営方法など
  2. 物流システムの構築
    物流コストの削減がローコストオペレーションに直結する。
    自社物流の構築が望ましい。
    アウトソーシング(第三者物流)にゆだねているのが実情。
  3. 商品回転率の向上
    商品回転率が向上すると、ローコストにつながる。
    売れ筋商品を豊富に品ぞろえする。
  4. 従業員の計画的配置
    従業員を必要な時間・場所に的確に配置する。
    無駄な人件費を省く。
  5. パートタイマーの活用
    従業員より人件費の安いパートタイマーを活用する。
    従業員でなくてもできる仕事は、パートタイマーに任せる。

 

広義のローコストオペレーション

経営のあらゆる分野で低コスト化をはかること。

低コスト化を実現すると、粗利益が減少してもコストが減少しているので営業利益は増加の可能性がある。

 

狭義のローコストオペレーション

販売管理費の売上高に対する比率(売上高対販売管理費比率)を引き下げること。

販売管理費の中に、人件費、販売促進費なども含められており、これらの費用も削減の対象になる。

 

1人あたりの担当面積

従業員1人が担当する売り場面積を一人当たりの担当面積という。

小売業においては、人件費の粗利益高に対する比率と、担当面積は相関していると言われている。

1人あたりの担当面積が広いほど人件費の粗利益高に対する比率は低くなる。

そうなると、営業利益は増加する。

つまり、営業利益が増加するときには、1人当たりの担当面積が広くなっているという関係こと。