消費財の分類

経済財は、有形財と無形財に大別される。

有形財は、生産財と消費財に大別される。

生産財とは、消費財を生産するのに使われる財でメーカが使用する。

消費財とは、最終消費者が購入し使用する財のことである。

消費財は、購買慣習によって3つに分類できる。

  1. 最寄品
  2. 買回品
  3. 専門品

 

最寄品

コンビニエンスグッズとも呼ばれる。

  • 消費者の購買頻度は高い。
  • 一回の単価は安い(低い)。
  • 買い物は近場で済ませる。
  • 取扱小売店の数は多い。
  • 販売競争は激化している。
  • 商品回転率は高く仕入頻度も高い。
  • 粗利益率は他の商品と比較して低い。

 

買回品

ショッピンググッズとも呼ばれる。

  • 購買頻度は低い。
  • 一回の単価は最寄品と比べると高い。
  • 繁華街、ショッピングセンター、百貨店で購買される。
  • 消費者は、時間をかけて費用、労力をかけて求める商品を探して購買する。
  • 商品回転率は低いので仕入の計画性が求められる。
  • 粗利益率は相対的に高い。

 

専門品

スペシャルグッズとも呼ばれる。

  • 消費者の購買頻度は買回品よりもさらに低い。
  • 客単価は高い。予算準備もおこなう。
  • 専門性の高い小売店で購買する。
  • 商品情報の収集に時間や労力をかける。商品決定までに費やす時間が長い。
  • 商品回転率は買回品よりさらに低い。
  • アフターサービスが求められる。
  • 粗利益率は高い。
  • 商標に対する信用や販売者の店格が重視される。
  • 専門性の高い小売店が志向される。
  • 販売側の視点として関連商品も充実していたほうがよい。

 

最寄品に関する再発注上の留意点

最寄品に関しては、その特性から再発注するときの注意点がまとめられる。

  • 低単価商品が多いので、仕入原価をできるだけ低く抑え、計画的に販売量を増やしていく。
  • 最寄品は需要弾力性が低いのでむやみに安売りしない。
  • 品切れを生じさせない安定的な仕入ルートを確保する。
  • 品種内の内訳は買回品ほど広げる必要はない。
  • ブランド別、用途別、サイズ別、規格別に取扱商品を充実させる。
  • 売れ筋の最寄品は定番商品化できるようにする。
  • 大量に仕入れすぎて在庫コストの増加を招かないように注意する。